庭のオリーブの塩漬け、そしてお茶

庭のオリーブの塩漬け、そしてお茶

12月に入ると、オリーブオイルのヌーボー、すなわち11月頃に収穫されたオリーブから新オイルとなり続々と販売が始まりますね。

私はチェリーテラスさんのラウデミオのヌォヴォ・ラッコルトを購入しています。ラウデミオ ヌォヴォ・ラッコルトは11月に手摘みされたオリーブの実を搾油し2週間寝かせて空輸で日本に届くイタリアのオリーブオイルです。フレッシュ!という言葉そのもので、ピリッとした独特の刺激があるのが特徴、普段のお料理にかけると格段と上質になります。6Kgの実で1リットルのオイルというからどれだけ貴重なものかもよくわかります。しかも手摘み!

私の家の小さな庭には2本のオリーブの木があります。17年前に膝ぐらいの高さの種類の違うオリーブの苗を1本ずつ2本植えました。オリーブの木が好きだから。という理由で植えた木が、自己流で育てて今は家の2階のベランダよりも高くなり、電線を超えています。放っておいたらどれくらい大きくなるのか見たいぐらいです。

最初の1.2年は芋虫との戦いで、新葉をどんどん食べられてしまうので、芋虫を割り箸で摘んでは捨て、オリーブを守っていました。数年は剪定してただ鑑賞しているだけでしたが、7年ぐらい経つと小さな花がわ〜っと咲き出して、花が咲いても実がつかない年が過ぎ、10年経つと実が成り出しました。2年おきに豊作がきて、5回ぐらい収穫したと記憶しています。

今年は大豊作で、とれた実は塩漬けにして美味しく頂きます。傷つけないように手で摘んでいきますが、結構大変で1日がかりです。高いところなどは特殊な器具を作って取ったりと手で摘む作業の大変さはよく知っているのです。

2022年の収穫メモより

大粒 green:644粒 2612g

中粒 green:90粒 212g

小粒 green:26粒 27g

完熟:210粒 850g

Red/green mixed color:229粒 401g

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合計1199粒 4.1kg

個人邸としては大収穫ですが、オイルにするなら1リットルにもならないのです。でもグリーン・グリーンと紫のミックス・濃い紫と色味がとてもとても美しい、その実を摘むのは幸福感に満ち溢れます。今年は普通の塩漬けとフェンネルを入れたolives casséesを作りました。本当に美味しい。少しずつお裾分けしたり、ワインのお供にしたりするとあっという間になくなります。

そして収穫しながら剪定した枝(本格的には冬にするべきものです)の葉は、一枚一枚摘み取って干してお茶にします。実を食べるより抗酸化作用が高いとのことで驚いています。

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