墨田区のグローブ工房&ショップの見学に行きました。
私は墨田区の産業の活性化を測る事業、3M運動の委員をしています。工房と店舗の機能を備えた、製造と販売が一体化した「工房ショップ」(Manufacturing shop)として認定するかの判断をするために見学に行ったのです。
普段は大きなスポーツ会社から依頼を受けてグローブを作っている工房。これからは自ら発信して作り、販売する工房ショップへ!の意志が伝わってきます。
丁度この日の朝、大谷選手がドジャースへ!というニュースを見ていたこともあり、普段野球に縁のない私も、とても興味深く工房を見学しました。入った途端、革のいい香りというか力強い香りが広がって、あーここで仕事しているのだな!という実感を得ました。
隠れ家のような工房に、奥でミシンの音。小さなショップでは野球に詳しい職人さんたちが欲しいグローブの相談に乗ってくれます。職人さんが直に、欲しいグローブの相談に乗ってくれる工房は日本では稀だそうです。
大きなカスタマイズから、ちょっとした指の大きさやプレイの癖からくるオリジナル仕様の変更などに答えてくれるそうです。
隣にミシンがある工房だからできることですね。
墨田区にまた新しい工房ショップが誕生します。GRITさん。野球部のお子さんからプロまで対応してくれます。グローブの色もこれからは多彩になりますね。
野球好きならワクワクしないはずがない。そしてモノづくりに興味がある人もワクワクします!一度は訪れるべき工房ショップだと思います。
面白い話、グローブはベーブルースの時代からは大きく進化していますが、王、長嶋選手のあたりからはそれほど進化しているものではないそうです。ベーシックかつ、細部の工夫が問われるものだと感じました。