昔ながらの洋食屋さんに行くと、白いテーブルクロスやナフキンがセットされていたりしますが、それを洗濯する業者さんのぼやきを聞いたことがあります。
なかなか汚れが取れないシミの代表5つ。
1・カレー
2・ミートソース
3・赤ワイン
4・ラー油
5・醤油
そうだよなーと納得。
小さい子どもにミートソース。ランチ時間の白いワイシャツにカレーうどん。想像しただけでヒヤヒヤします。そこでピンっときたのが、食いしん坊のハンカチです。
カラートリップタオルは、先に糸を染めてから織っている手の込んだ作りです。しかも4色の糸で織っているので、糸を染めては織り、解いては染め直して納得のいく色にするまでに時間がかかりました。
通常のタオルの場合、白い生地を織って、その後ドボンと液につけて色を染めていくのが主流です。カラートリップタオルにエネルギーを使って疲れていた?というのもあるのか、ちょっと遊び心のあるハンカチ作りたい!ふふっと笑ってもらいたい。と食いしん坊のハンカチを作りました。
白い生地にカレーをこぼしてみる。
ミートソースをこぼしてみる。
赤ワインをこぼしてみる。
チョコレートをつけてみる。
抹茶をこぼしてみる。
実際にそこについた色を基準に染める色を作っていきました。
最初っからカレー色のハンカチなら、カレーがついたって気にしないで済むじゃないー
最初っからミートソース色のハンカチなら、思う存分ミートソースまみれの子どものお口だって拭けちゃうよねー
赤ワインの渋がついたお口も、上品に拭うことができます。
そう、食いしん坊のハンカチは、そんなアイディアから生まれました。私自身の使用頻度はワインが多い、ような。。。
(↑実際に誉さんが抜いたコルクたち)
食いしん坊が故に大真面目に作ったハンカチです。
ラー油と醤油は実現できていないので、餃子好きのためのハンカチ。寿司好きのためのハンカチ。狙っています。