シーズン中の釣りの日は、朝日が昇ってから暮れるまでずーっと釣りをしているので食べることが大好きな私を知っている人は信じないのですが、本当に飲まず食わずで釣りをしているのです。ポイントを移動するのでポケットにおにぎりを入れておくのがやっとです。
10月でおおよその自然渓流や湖は禁漁となって魚を釣ることができなくなります。冬の時期は練習です。都会の真ん中の多摩川での練習も気持ちいいですが、実釣練習はもっぱら自然渓流を堰き止めた大きな池のような場所に行くことが多いです。練習でも自然の中は楽しいです。
普段はC&R(キャッチアンドリリース)〈釣ったらすぐ逃す〉を行なっています。最初は「え〜食べないの〜せっかく新鮮なのに〜!」と思っていましたが、釣り人が皆魚を釣り上げてしまうと本当に魚は顕著にいなくなります。来年また釣りを楽しみたいのであれば、C&Rをきちんと行うことが大事だと理解しました。しかし、練習の池(ポンド)では年に1、2回釣った魚(ほとんどが虹鱒の仲間)を食べる時があります。得に綺麗な湧水で育てられた鱒の時は、きちんと神経締めをして処理して食べます。ソミュール液を作って漬け込み干し、燻製にした時もありました。
その場で火を焚いてアヒージョにした時はとても美味しかったです。焼いたパンに、アヒージョをのせて食べる。美味しい〜
食べる分だけの鱒を捌く。ガスのランタンで明かりを取る。40年以上前のColmanのシングルバーナーで調理して、後ろでは暖のために薪を燃やす。美味しいな〜って食べたら薪の火が消えるころに帰る。
ここでマイナス2度を下回ると寒くてガタガタ震えだすのですが、最近は防寒も慣れて服や靴など完璧。
先日、薪を火に投入する際に火の粉が舞い、一瞬でダウンに穴が開くというオチもありました。風向きは常に意識しないといけません。最高の遊びの大人キャンプ。最後まで火の扱いは気が抜けないと思い知った日でもありました。
①ライト:GENTOS (ジェントス)磁石がついていて暗がりでバックドアに貼り付けて使用すると便利。懐中電灯のようにも使える。どれだけ助かったか!
②長靴:XTRATUF(エクストラタフ)アラスカの漁師が使っているという防寒に優れたもの。ウェーダーを履く必要のない川の釣りなどではとても便利。滑りにくい。キャンプにももってこい。履いていたとき、どこで買ったのですか?僕はアラスカで買いました!と声をかけられました。
③防水シート:着替えの時に地面に敷く、荷物を車に置いて離れる際に荷物に被しておく、など何かと便利。カーキなどの迷彩色が私は良いと思う。
今回火の粉で化学繊維があっという間に穴が空いたのを見て、4つ目のアイテムとして綿素材のエプロン(タイムトリップエプロン)も追加で入れておこう!と強く思ったのでした。何かを運ぶ際の泥除けにも便利。人にお薦めしておいて、自分で使わずに痛い目にあったのでした。
★10月北海道のフライフィッシング_ホワイトアウトから虹@阿寒湖
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★★筆者、誉さんがデザインした、「洗える革のバブーシュ」フライを巻くときに履きたいとイメージしました。ご覧いただけたら嬉しいです。
※撮影に使ったのは、誉さんの私物のバイス「The Cottarelli Vise」イタリアの職人Mr. Franco Cottarelliによる、斬新なアイデアから生まれた革新的な究極のバイスです。
このバブーシュはナチュラルレザー豚革です。本革なのに洗えます。
実は日本の豚革はほとんどが東京産。しかも90%が墨田区産です。
豚革は、私たちが食べた豚肉の残り物を革にしているので、革のためだけに動物を傷つけないサスティナブルな素材として見直されています。
そして毛穴が3本あるので通気性が良く、肌に近いところに使うにはとても適した素材です。更に洗える機能を付加しているので私たちFLYING APARTMENTのバブーシュにはとても合っています。
そんな素材でバブーシュやサンダルを作りました。ワンランク上の本革の室内履きです。しかも革から縫製まで日本製なので高品質な仕上がりです。
中敷のクッションに高反発ウレタンを使用しているので履き心地がふんわりして、そして歩きやすく、床をあるいてもパタパタと音がしません。
革なのにさっと手洗いでき、清潔感が続きストレスを感じにくい室内履きです。
ジーンズのような経年変化を楽しめる革です。
山形の足袋を縫う技術で一点一点ハンドメイドされています。
その仕上がりの美しさにうっとりしてしまう程です。