次の日は渓流の上から渓を観察。上からだと魚が見える。なるほどな〜やはり魚がいる場所には理由がある。などと観察中に山の斜面に野生の山椒の木を見つけました。
真っ赤な実がたわわに実っていて、大興奮!
一粒口に入れて噛むと、グリーンの実山椒よりフルーティな香りがふわ〜っとそしてピリッと、熟していて柔らかい刺激。そしてしょっぱい様な感覚が口に残る。
これは山椒が合うお料理を作って日本酒だ!
入れる袋などを持っていなかったので、ポケットに入るだけの実を摘んでわくわくして帰りました。
赤い山椒の実は市場では見ないな〜と思って調べたら、山椒農家では木に負担がかかるので、赤く熟させて収穫することはほとんど無いとのことでした。赤い実山椒は貴重。
家に帰って陰干して乾燥させました。少しダークな赤色になり、そして中から種が弾けて出てきました。
種子を植えれば山椒が育つかも!土に埋めてみよう。
山道斜面に自生している山椒には、よく似たイヌザンショウもあり、これは香りが無いそうです。
日本酒に合わせて、たもぎだけの天ぷら、湯葉の刺身、鶏肉を焼いたものに合わせて頂く。金目鯛の酒蒸しもばっちり。日本酒や白ワインがすすみます〜
私は手捻りでしたが、ミルを使って細かくしても良いですね。
しかし今回の1番のお気に入りはこれ。ホワホワのチーズケーキに栗の蜂蜜をかけ、そこに赤の実山椒をかける。大人のスイーツ。美味しかった〜
も〜山椒大好き!
★山椒(サンショウ)
ミカン科サンショウ属の落葉低木 雄雌異株 山地の雑木林、山道斜面に自生。春の若葉は「木の芽」と呼ばれ、次に花。5・6月頃に実がなり、9月頃赤く熟し種子が弾ける。葉、花、実ともに食用として古くから活用され、山椒の樹皮および果皮は、生薬として使われてきた。実に含まれるサンショオールの成分が、整腸作用や内臓粘膜強化に、また辛み成分の発汗作用は代謝の改善、そして脳の活性化も図れるとのこと。黒い種子は「椒目ショウモク」と呼ばれ、水分を排出する働きがあり、むくみ改善、利尿作用、鎮咳効果があるとされています。20~30分煎じたものを飲用するそうです。
★「山椒!好き好き大好き!実山椒の下処理をしてストックする」も是非ご覧ください
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★筆者誉さんがデザインした「食いしん坊のハンカチ」もどうぞご覧ください。
2件のコメント
山椒大好きな方に読んでいただいて嬉しいです!鞍馬からお取り寄せ、美味しそう。京都は山椒の使い方が上手で私もお手本にしています。
私もたべものの中て大好きですーこれに代わるものはありませんね京都の鞍馬からお取り寄せします